こんにちは!茨城ライフキャリア研究会・見田です。
“○○セラピー“と言われるものは様々ありますよね。
例えばアロマセラピー・リラクゼーションセラピー・音楽セラピーなどはよく聞く身近なセラピーと言えるでしょう。
今回は、アートセラピーについてお話しします。
さらに、自分を癒すコラージュセラピーのやり方もお伝えしていきます。
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セラピーとは
セラピーとは、薬や手術などを使用しない心理療法、精神療法です。
カウンセリングの場合は、対話によってクライエントの気づきを促し、その気づきから行動に繋がるプロセスです。
一方、セラピーは実際にカウンセラーから働きかけていくプロセスになります。
アートセラピーとは
アートセラピーとは芸術療法とも言われ、絵画療法・音楽療法・心理劇・箱庭療法などが挙げられます。
その中でも心理カウンセリングで多く用いられているのが絵画療法です。
アートセラピーの特徴
アートセラピーの特徴は大きく4つあります。
- 意識の深いところにある思い、感覚が表に現れる
- 表に現れることにより自己理解が進む
- 表に現れることにより、これまで溜めていた気持ちを開放できる
- 絵画を通して自己表現を意識できる
絵画療法の中にも様々な療法がありますが、
今回は、気軽に楽しみながら自分を癒すことが出来る「コラージュセラピー」をご紹介します。
コラージュセラピーとは
コラージュセラピーは、アートセラピーのひとつです。
「コラージュ」とは、フランス語で「のりで貼る」という意味があります。
コラージュという言葉は聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
やり方は、好きな写真や言葉を切りぬき、思いのままに真っ白い紙の上に貼っていくだけです。
作業は簡単ですが、終わった後の自己浄化の作用は抜群ですし、今自分が求めているものに気づくことも出来ます。
やり方は、後ほど詳しく解説します。
コラージュセラピーの効果
コラージュセラピーには以下のような期待ができます。
- 好きなものを集める満足感
- 言葉で表現できない気持ちが現れる
- 制作中や終了後に、自身の内面を見つめ気づきにつながる
- 自己理解が進む
- 気持ちが癒される
- 自由を味わえる
- リフレッシュできる
- 作品を持ち帰ることが出来る
コラージュセラピーの進め方
やりかたはとても簡単です。
①切りぬいてもいい雑誌やアルバム(コピーでも可)など、写真や言葉を切り抜ける材料を用意します。
自分用意したものでもいいですし、皆で共有して使える雑誌などがあると楽しいです。
②用意した素材を以下の手順で画用紙などに貼って、作品を作っていきます。
選ぶ→イメージを膨らませる
切る→冊子や写真にハサミを入れる勇気と発散
置く→配置を考えながら心の整理に繋がる
貼る→考えの着地、固定、完結させる
作業中は、どの部分を使おうか・どこに置こうか・なぜその写真を選んだのだろう・なぜその色が気に入ったのだろう・・様々な奥底にある思いや感情が表に出てきます。
また、個人差はありますが、夢中になることでもともと持っていた思いや能力を取り戻していくような感覚を味わうこともできます。
作品は、60分~90分ぐらいの時間で仕上げます。
自分時間を十分に楽しんでください。
完成した作品がこちらです。
額に入れると作品がより引き立ちますね!
私は実際に複数作品を作りましたが、その度ごと思いが詰まっていて、見るたびに胸が暖かくなるような感じがします。
全ての作品が大好きです。
コラージュセラピーは一人でも出来ますが、複数人のグループ行ったほうが効果的です。
作品が出来た後で、メンバーと作品の意図や今の気持ちを共有することで、より自己浄化が進み、満足感や達成感が得られますよ。
メンバーのそれぞれの作品からその方の想いを知ることも人生ストーリーが垣間見れるようで、この時間がとても貴重です。
メンバー皆で自己治癒力を上げていくと言ってもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
以前はコラージュセラピーワークを開催していましたが、現在は新型コロナウイルスの影響でリアル開催が難しい状況です。
また皆さんと集まれるような時期がきましたら、コラージュセラピーワークを開催したいと考えています。
ぜひ、一緒に作品を作って、いつもとは違う方法で自分を見つめてみましょう!
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